Superficial Cervical Artery flapの使用経験 -項部隆起性皮膚線維肉腫再発例の再建-
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アイテムタイプ | 症例・事例報告 / Case Reports |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
Superficial Cervical Artery flap, 浅頚動脈, 項部再建, 隆起性皮膚線維肉腫 |
著者 |
長江 浩朗
稲次 圭 ( 研究者リゾルバーID: 9000001898008 ) 仙崎 雄一 ( CiNii ID: 9000018823402 ) |
著者別名 |
NAGAE Hiroaki
( CiNii ID: 9000000965444 , 研究者リゾルバーID: 1000010136252 ) |
抄録 |
Superficial Cervical Artery(SCA)flap は僧帽筋上部を貫き,その筋膜上から皮下に分布する浅頸動脈を栄養血管とする皮弁であり,項部をpivot point とする大きな皮弁を挙上することができる.今回,項部隆起性皮膚線維肉腫の再発例をSCA flapで再建する機会を得たので報告する.
症例は24歳女性.初診の1年前に近医で項部隆起性皮膚線維肉腫の手術を受けたが再発したため紹介された.再発部より5cm 離して僧帽筋を含めて切除することを計画したが術中に肩甲挙筋への浸潤が確認されたため,その深部の後上鋸筋まで切除した.再建には反対側の浅頸動脈を血管茎とする32×9cmのSCA flapを用いた.皮弁は鬱血,部分壊死もなく完全生着した.術後9ヶ月を経過し再発転移はない. |
雑誌名 | 徳島赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 13 |
号 | 1 |
ページ | 72 - 75 |
発行年 | 2008-03-01 |
出版者 |
徳島赤十字病院
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ISSN |
1346-9878
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関連サイト |
徳島赤十字病院
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著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 症例 |