当院病理検査室におけるホルムアルデヒド環境対策
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アイテムタイプ | 症例・事例報告 / Case Reports |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
ホルムアルデヒド, 局所排気, 囲いフード |
著者 |
埜藤 沙希
舟橋 信司 ( 研究者リゾルバーID: 9000002831080 ) 中村 淳博 ( CiNii ID: 9000002828488 ) 岡本 清尚 ( CiNii ID: 9000001425835 ) 平田 広実 |
抄録 |
病理標本作製にあたり、ホルマリンは必須な薬剤である。反面、人体に有毒であることが知られているが、近年までそれらはほとんど無防備な状況で取り扱われてきた。平成20年3月に、ホルムアルデヒドが特定化学物質第2類に分類され、取り扱いが厳重に規制されるようになった為、当院検査部もそれに伴い排気設備を設置し、環境測定立ち入り検査を年に2回実施するようになった。
今回、平成22年度の測定においてホルムアルデヒドの基準値を満たしていないとの結果を受けた為、特に換気機能に重点を置いて対策を実施した。これまで設置してあった排気設備に囲いフードを付けたところ、ホルマリン気中濃度は0.18ppmから0.05ppmまで下がり基準値を満たすことができた為、ここに報告する。 |
雑誌名 | 高山赤十字病院紀要 |
号 | 36 |
ページ | 69 - 72 |
発行年 | 2012-12-01 |
出版者 |
高山赤十字病院
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ISSN |
0387-7027
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コンテンツ本体 | |
コンテンツに関連する検索キーワード | ホルマリン高山赤十字病院紀要 36号 |