尿道留置カテーテルの早期抜去を目指した「留置適応検討カンファレンス」の導入
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アイテムタイプ | 学術雑誌論文 / Journal Article |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
*留置カテーテル(有害作用), *尿路カテーテル法(有害作用), 尿路感染症(病因), カテーテル感染(病因), カンファレンス, ヒト, 中年(45〜64), 高齢者(65〜79), 高齢者(80〜), 男, 女, 看護 |
著者 |
高橋 久美子
市川 ゆかり 平岡 康子 |
抄録 |
A病棟は整形外科・形成外科の混合病棟であり、日々の多忙さや、看護師のアセスメント能力の差、疼痛コントロール不良等の理由により尿道留置カテーテル抜去の判断を先送りする傾向がみられていた。2016年9月から尿道留置カテーテルの早期抜去を目標に留置適応フローチャートを作成するとともに、留置適応を検討するカンファレンス(1日2回看護師間で実施)を導入した。今回その効果を検証するため、2016年4月〜2017年1月のカテーテル留置患者292例を対象とし、カンファレンス導入前の群(139例)と導入後群(153例)に分け、留置期間や症候性尿路感染症の発生率について群間比較した。結果、留置期間の中央値はカンファレンス導入前群が5.6日、導入後群は3.5日で有意に短かった。症候性尿路感染症は両群とも認めなかった。
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雑誌名 | 旭川赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 31 |
ページ | 31 - 33 |
発行年 | 2019-03 |
ISSN |
0913-4417
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